こういった、「オートレストラン」と呼ばれる自動販売機は、1970年代に生まれ、各地の幹線道沿いにコーナーが続々とできてきました。内蔵の電子レンジで1分ほど加熱して出てくるハンバーガー、銀紙で包んだ食パンをヒーターで温めるトースト自販機、書いている私も子供のころ食べた記憶があり、懐かしい気持ちになります。
しかし、コンビニエンスストアが台頭するにしたがい、徐々に姿を消していきました。
修理の際に部品がなかったりという理由で、撤去が相次いでいる模様。
今では、お目にかかるのも一苦労なぐらいまで減少しているようです。
オートレストランの自販機から出てくる食べ物は、決して「美味しい」とは言えないのだけれど、たまに無性に食べたくなっていた記憶もあり、仮に全面撤退という状況になれば、少しさみしい気もしますね。
昭和の「オートレストラン」を探せ! 収集家が京滋地区を探訪