2010年06月23日

TOTO 偽装請負の労災死で損害賠償

大手衛生陶器メーカー「TOTO」(本社・北九州市)の滋賀工場で2007年5月、作業中に死亡した派遣会社社員西野尾茂信さん(当時39歳)の遺族が「偽装請負状態で働いており、安全配慮義務があった」として、TOTOなどに約1億円の損害賠償を求めた訴訟の判決が22日、大津地裁であり、石原裁判長は、同社などに約6000万円の支払いを命じました。
石原裁判長は、西野尾さんとTOTOに直接の雇用関係はなかったが、同社は製造ラインの勤務者を実質的に指揮監督していたとしています。
判決によると、西野尾さんは1993年から工場で勤務。
07年5月14日夜、一時停止した水洗トイレの製造ラインを復旧させる際、動き出した機械と支柱に頭を挟まれ、死亡。
TOTO広報部は「判決内容を検討し、対応を決めたい」としています。

偽装請負は、過去にキャノンやトヨタグループ、いすゞ自動車グループ、松下グループなどでも問題になっています。
実体が派遣であるにも関わらず、「業務委託」という名目で契約をしてしまった(あるいはさせられた)場合、その処遇によっては労働基準監督署などに問い合わせをすることが大切です。


posted by 小浜二郎 at 12:50| Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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